慶進塾の英語
英文読解のパターン ー思考のプロセスを伝授ー
英文読解のパターンでは、「英文を正確に読む(正確に意味をつかむ)」ための方法論、すなわち英文を読む際にどのように頭が働くべきなのかを諸君に伝えたい。
受験生の中には「大体の意味は分かる。」などとテキトーなことを言う者がいるが、そういう生徒に限って誤読の連続で、なんとなく分かるところだけをテキトーに読んで分かった気になり、英文の意味はほとんど分かっていないことが多い。テキトーに英文を読めばテキトーな解答しか出せず、テキトーな力しかつかないのは言うまでもない。さらに、もっともらしく「大体の意味がつかめればいい」などと他人事のようにテキトーなことを言う教師が「テキトー読み」に拍車をかけている。
このテキストは、英文和訳の本ではない。英文を正確に読み、その意味を把握する練習のためのものであり、本当に英文が正確に読めたのかどうかを自ら客観的に確かめる目的で訳を書く必要性が生じる。
最後に「ある形が出てきたらどのような形が後続し得るのか」という、形にこだわって読む段階を経た後に「形を超え、形を忘れて読む」という直読直解(速読)が可能になること、また、共通テスト・国立2次・私立といった設問形式の違いに関わらず、大学入試問題は英文が正確に読めさえすれば簡単な国語のテストである場合も多いということを諸君に伝えておきたい。
大垣  


非売品
英文読解のパターン  全4部作 

☆ 原理・原則、すなわち本物の基礎を徹底重視
☆ 構造主義を貫いたシステマティックな英語

大学入学共通テスト/英語資格・検定試験(英検など)対応


チョイスと奥井潔師 英文解釈教室と伊藤和夫師